東家寿楽の手仕事
一品に伝統と余韻を残すこだわりの蕎麦粉
蕎麦の実は寒暖差の激しい地域や痩せた地質でも育ちやすいことから、食糧として重宝されました。
北海道では函館市のハマナス野遺跡から蕎麦種子が出土しており、古くから栽培されていたと考えられています。
また本州の蕎麦栽培が不作になった際には、道産の蕎麦粉が飛ぶように売れた時期もありました。東家寿楽の蕎麦粉は、富良野産を使用しております。
内陸地の厳しい環境と恵まれた水によって育まれた蕎麦の実は、当店の蕎麦にもっとも適した味わいと歯ごたえを表現してくれるのです。
御膳粉(更科粉)の上品な味わい
御膳粉は、上品な白さとほんのりとした甘み・風味があります。
この御膳粉を用いた蕎麦で成功をおさめた蕎麦屋の店名「更科」(さらしな)がその代名詞となり、「更科蕎麦」として今日までその名が残りました。
当店ではこうした歴史を残す御膳粉を材料として、蕎麦料理を提供しております。
伝統的な蕎麦切りは勿論のこと、当店で独自に考案した料理にも使用しています。
海鮮を交えた"割子蕎麦"に上品な味わいを、"蕎麦羊羹"や"蕎麦アイス"といった蕎麦菓子にも心地よい余韻を残す、何物にも替えがたい蕎麦粉であると実感しております。
御膳粉を使用した、東家寿楽の蕎麦
01
上品で淡白な味わい
香りや旨みのある純度の高いでんぷん質主体の御膳粉を使用しているため、上品で淡白な味わいに仕上がっております。
02
コシのある歯ごたえ
細打ちでありながらも、しっかりとコシのある風味豊かな蕎麦に仕上がります。
ツルッとしたのどごしが特徴です。
03
くすみのない白い麺
御膳粉でつくられた蕎麦は、蕎麦湯の色にくすみが出ません。そのため、上品で甘い蕎麦湯をお楽しみいただけます。